熱を最も通しにくいのは「静止した空気」と言われています。 逆に安易に断熱材の上にシート状やボード状の材料を施工すると結露の危険性が増すので注意が必要です。 これからグラスウールを使って断熱する住宅を建築・購入予定の方は、 「グラスウールの断熱方法や施工法により断熱性能が変わるって本当ですか?」 と施工業者へ聞いてみて下さい。
今回は、断熱材に絞って見ていきましょう。
兵庫県で地域6(当時の地域区分は地域4)です。 旭ファイバーグラス• 充填断熱、天井断熱で、基礎への断熱は施されていません。 デメリットにしてしまう施工の仕方に注意 空気の層が無数にあることで、断熱効果を発揮しますが、施工するときに押しつぶしたり、曲げてしまったりしてしまうことがあります。
その利点をデメリットにしてしまうことがあります。 住宅の建築時、断熱材はどんなものがいいのか悩まれるところですよね。
【断熱材の種類と厚み】 壁=グラスウール14k(厚み100mm) 屋根=グラスウール16k(厚み140mm) 床=グラスウール14k(厚み80mm) 大和ハウスは床下の断熱材にグラスウールを使用していますね。 セルロースファイバー など、素材や形状・施工方法も多種多様です。
下の写真は悪い例です。
住宅用の断熱材としては、ボードとマットが多く利用され、特に壁や天井にはマットの物が使われます。 まずグラスウールとは? ウィキペディアより引用すると・・・。 【断熱材の種類と厚み】 壁=グラスウール16k(厚み105mm) 屋根=セルロースファイバー25k(厚み230mm) 床=ポリスチレンフォーム(厚み110mm) 住友林業は主力商品のBF構法シリーズにおいて、• 住宅エコポイントや、長期優良住宅の対象となる温熱等級4という数値をクリアする必要があります。
9グラスウールのメリットとしては、材料費も施工費も抑えられる点が挙げられます。 繊維状に絡んだグラスウールは多くの空気を含むことができ、断熱効果が高くなっています。
と言うのも、前述の通り、ロックウールは鉱物由来でグラスウールはガラス由来だからです。 高温を防ぐというよりは、「保温する」感覚に近いですね。 適合性評価:JIS A 9504の人造鉱物繊維保温材• 加えて、コストの面でも大きな差があり、 住宅全体に施工する場合、発泡ウレタンに 比べてグラスウールはかなり安くなります。
また、仮に水の害を受けてしまうと、カビの発生のリスクが発生します。 グラスウールによる結露の原因の大半は「誤った施工方法」です。
熱伝導率に材料の厚みを 考慮した数値に 熱抵抗値(R)があり、 熱抵抗値は数字が大きいほど性能が良いことを意味します。 また、断熱材を支える木材も長年使用すると収縮して隙間が出来てしまいますが、グラスウールなら伸縮性があるため木材の収縮もカバーできます。 繊維の太さが細かくなると、 その分空気層が増え、 断熱性能が上がります。
グラスウールは素手で触るとチクチクしますが、人体にやさしく安全なガラス繊維です。 雷や漏電、隣の火事によっても引火する 可能性がある発泡ウレタンは、自宅で火事に 注意していても他の要因が絡んでくるのが厄介です。
特殊な工法は除いて) お施主様の希望する断熱性能が、それ以上のものであったり、 北海道のような寒い地域では、物足りないということもあります。 4倍 と考えればわかりやすいと思います。 熱伝導率だけで比較すると発泡プラスチック系断熱材は性能が良いと思ってしまいますが、実際に使用 される製品の熱抵抗値で比較すると必ずしも発泡プラスチック系断熱材の断熱性能が高いというわけではありません。
グラスウール24Kは、1m3が24Kg という意味です。
硬質ウレタンなら63㎜、EPSなら89㎜、XPSなら73㎜って事ですね。 鉱物由来ということから、 ロックウールとアスベストは混同されがちですが、ロックウールのはアスベストの様な発ガン性はありません。
18最後に断熱、正直想像の部分もありますが、断熱に関してはグラスウール16k100mmへの変更では実感があまりないのではと思います。
1998年 知人の影響で建築デザインに興味を持ち、趣味で模型製作等を始める 2005年 住宅を中心に活動する工務店に入社 10年間で45件の住宅・店舗の設計施工を担当 お客様を獲得する大変さや、喜んでいただける嬉しさ・充実感を学ぶ 2012年 自邸の設計・施工を行う やってみたかったけど却下されてたアイデア等を盛り込む 初めて施主としてマイホームを持つことの大変さや嬉しさを実感する 2015年 独立し建築設計業務を行う個人事業主として活動開始 これから家を建てようとしている方向けのセミナーや相談会も各地で行う 2017年 住宅設計や施工、そしてセミナーや相談会などの経験を生かして、 これから家を建てようと考えている方のために当サイト「家カフェ」の運営を始める。
住宅に関するお悩みや疑問など気軽にご相談ください。 グラスウールで施工した家では、気密性を高めることは大変困難です。