「英国変異株」だけ警戒は意味なし…もっと怖い型が流入済み？ 専門家が指摘する二つの根拠
新型コロナウイルスが細胞に侵入するときの鍵となるのが、このスパイクタンパクだからだ。 また日本でも、2020年12月25日に、空港検疫で変異株の感染者が確認されて以来、感染者が確認され続けている。 つまり、現在の新型コロナウイルスの多くは、1月に中国で見つかった新型コロナウイルスとは約20箇所の変異が蓄積されてきている計算になります。
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新型コロナウイルスが細胞に侵入するときの鍵となるのが、このスパイクタンパクだからだ。 また日本でも、2020年12月25日に、空港検疫で変異株の感染者が確認されて以来、感染者が確認され続けている。 つまり、現在の新型コロナウイルスの多くは、1月に中国で見つかった新型コロナウイルスとは約20箇所の変異が蓄積されてきている計算になります。
6この変異ウイルスはこれまでの新型コロナウイルスよりも感染性が高く、再生産数（R）を 0. このように、イギリス変異株が侵入した国の中ですでに感染拡大が始まっている国があり、日本での拡大が懸念される状況です。 。
原型といえる「S型」から「K型」、「G型」、「欧米G型」と変異を重ね、多くの型が派生して欧米で感染者を増やしていった。 その前提となるのは「どの変異型が、どの程度流行しているのか」だ。
13実際、今年話題になった変異がいくつもすでにあります。
昨年12月にジョンソン首相が「感染力が1. 一方、今月２日に羽田空港にブラジルから到着した１０代と３０代、４０代の男女４人から、これまでに日本で確認されているイギリスと南アフリカとは異なる新たな変異株が確認されました。
8「データが公開されていないと『可能性』の話しかできず、警告を出せません。
ただそれ以外の点については、この変異株については、まだよく解っていないことが多い。 ワクチンの仕組みからは、数か所の変異だけでは大きく効かなくなることはないと思われます。
ただし、これまでに報告されている別の変異ウイルスがはこれまでに報告されています。
9月20日に最初の変異ウイルスが出現 イングランド南東部の人口10万人当たりの新型コロナ感染者数の推移（ECDC. の記事を翻訳・編集しました。 実際、スパイクタンパク質をターゲットにした PCR 検査において検出できなかったという事例が先の COG-UK のレポートでも指摘されています。
18変異ウイルスはどこから来たのか？ 変異ウイルスの増加は新型コロナワクチンの接種開始よりも前に観察されていることから、この変異ウイルスがワクチン接種による選択圧によって生じたものではないだろうと考えられています。 私たちは、ウイルスの毒性は変異前のG型が最も高いことを論文で示しています。
CDC（アメリカ疾病予防センター）は３月後半までには、 イギリス変異株の新規感染者の割合が既存の欧米株の新規感染者の割合を上回ると予測している。 もう一つは、インフルエンザの報告の少なさだ。
162人の研究からは、前出の「Q型」と「N型」はともに致死率が高いなど強毒性であることが確認されている。 ただし、このスパイク蛋白遺伝子を検出するPCR検査はあまり一般的ではなく、診断に与える影響は大きくなさそうです。
イギリスの保健相および首相（2020年12月19日記者会見）が、この一か月ほどでイギリス内において、変異した新型コロナウイルスの感染者数が急速に拡大していることを発表しました。 RAPID RISK ASSESSMENT 21 Jan 2021） デンマークでは、デンマーク国内における新型コロナのうち変異株が占める割合が増加しており、2021年第1週には全体の3. Q型は免疫システムをすり抜ける「免疫回避型」で、N型はスパイク変異で細胞へ侵入しやすい性質を持つ。 オランダでは、新型コロナと診断された患者の検体をランダムに調べたところ、2021年第1週目に確認された新型コロナウイルスの10％がイギリス変異株であり、特にアムステルダムとロッテルダムに変異株の新型コロナ症例が集中しているようです。
感染力については調査中だということです。
また、のように動物由来の可能性もありますが、すでにイギリス政府はこの変異ウイルスと動物との間に明確な疫学的関連性がないことをヨーロッパCDCやWHOに報告をしていることから、その可能性も低そうです。 日本国内の他の地域でも今後渡航歴のない経路不明の症例が見つかる可能性はあるでしょう。
13同研究所は、3密の回避やマスクの着用、手洗いなどを推奨している。 ただし同教授は「この数値に関してはまだ不確実な部分が多くある」とも発言している（同）。
ボリス・ジョンソン首相は今後数週間について「これまでで最も困難な状況」になると警告している。 変異とはどういうことか ウイルスにおける変異というのは、ウイルスの設計図である遺伝情報（DNA や RNA に書き込まれている情報）が書き換わることをさしますが、今回の新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）の変異と言う場合には、新型コロナウイルスの RNA の「文字」が書き換わることを言っています。 この変異ウイルスによる感染例は南東イングランドに集中していますが、ウェールズで11月1日以降に採取された4,733例のウイルスの解析では20例がこの変異ウイルスの亜種であることが分かっており、すでにイギリス内で広がっている可能性があります。
日本への影響は、対策はどうすればよいのか 変異によってひろがりやすさや重症化・致死率がどの程度変化するかはわかりませんが、リスクアセスメントを行った上で、変異したウイルスを国内に入れないという対策をとることは重要と言えるかもしれません（はすでにでています）。