安倍首相の緊急事態「発出」表現 令和に「命令」イメージつけないため？ (2020年4月9日)

首相はその後、官邸で記者団に「足元では東京や大阪など都市部を中心に感染者が急増している。 医療現場では既に危機的な状況になっていることを踏まえ、緊急事態宣言の準備をすべきだとの意見をいただいた」と説明。 検索窓に、訓令・通達・通知の題名や文書番号などをキーワードに検索してください。

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また、電話や電信などを通し音や電波を発したり、郵便物など送ることなども発信と言います。

「発出」 やはりお役所言葉

これに関し、先ごろ日本新聞協会の用語懇談会の大阪幹事会であったという、「発令」と「発表」についてのやりとりを見せてもらいました。 。

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官報に掲載された訓令の調べ方については、調べ方案内「 」もご参照ください。

緊急事態宣言は発令?発出? 言葉使いに思惑にじむ [新型コロナウイルス]：朝日新聞デジタル

緊急事態宣言の全文は以下の通り。 強制力を伴う自治体の避難勧告などには「発令」が使われます。

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どちらも外部に発することを表すのですが、発出はある物事や状態が現れ出ることを意味することに対し、発信は情報を知らせることを意味するという違いがあります。

訓令・通達・通知の調べ方

緊急事態宣言で可能になるのは、多くが都道府県知事を通じた対象区域住民や施設への要請や指示で「命令」はない。 宣言後、7都府県の知事が住民の外出自粛要請などの措置をとる見込みだ。 発信の対義語 発信の対義語・反対語としては、電波や郵便物などを受けることを意味する「受信」、電話やメールがくることを意味する「着信」などがあります。

官僚の考え方で言うと、下部行政組織に対する通達の範疇 ということになるのでしょう。

緊急事態宣言は発令?発出? 言葉使いに思惑にじむ [新型コロナウイルス]：朝日新聞デジタル

その典型が出動命令と見るわけです。 まとめ 「発動」と 「発令」の言葉の意味や使い方を見てきました。 ただ、メディアの中には「発令」を用いるところもあり、どちらが適切とは一概に言えません。

「発令」は後述するように、「法令などを出すこと」を意味しますが、「発出」にそうした意味はありません。 「発動」を使った例文と意味を解釈 では 「発動」を使った例文を見てみることにしましょう。

緊急事態宣言、今夕にも効力発生 政府が手続き着手 [新型コロナウイルス]：朝日新聞デジタル

質疑にも応じ、期間を1カ月とした点について「外出自粛の徹底などの取り組み効果を確認するためには潜伏期間などを考慮すると1カ月は必要だ」と語った。 また、本資料の改題前誌である【CZ-311-1】は、当館で平成4年5月21日時点のまま製本して保存しています。 でもまあ、初耳の言葉は、先入観に汚れていない意味で、フラットに受け止めてもらえる利点を持っている。

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これは 【発令】という文言を避けることで 【令和】のイメージを守ったのではないか、という見方でした。

政府／「緊急事態宣言」発令「4月7日～5月6日」外出自粛要請（全文）

）をし、並びにその旨及び当該事項を国会に報告するものとする。

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「出」の字は、「足がくぼみからでる」さまを表し、「でる」「生じさせる」などを意味します。 文字から見て意味は分かるものの、「違和感はない」という人は全体の４分の１にとどまりました。