時間が解決するという言葉がありますが、解決しないどころか悲しみが深まるものもあります。 妻にはまだ末期がんの可能性についてはこの時点では言いませんでした。
妻と過ごした最後の数ヶ月は一生分の愛情を注げたと、今は思えます。
聞けばご自身もお母さまを亡くされて間もないそう。
伝えられなくなってからでは遅いのです。
末期症状にには「急変」もあります。 ネットでいろいろなブログを参考にさせてもらったので、できれば私もそのように少しでも貢献したいという気持ちはあったのだが、とにかく余裕がなかった。
明るくて優しいうさこさんのブログ。 伝えられる時、伝わる時は限られています。
私もそうだったが、闘病の日々の様子を読むことは、同じ病気で闘っている人にかなり役に立つと思う。 仙骨あたりに褥瘡が出来ていたので、たまに体位を変更してもらうときにだけ、痛みから眉間にシワを寄せて「うーっ」と声を出すことはありましたが(かなり痛いと頭皮に汗がにじんでいました)、また目も開けずに寝続けています。
妻がどうしても行きたがっていた新婚旅行先でもあった沖縄でした。 話さなければいけない、と私は覚悟をしました。
本当にここまでよく頑張ってくれました。
。