この新規事業が成功に導くことが出来れば、今来ている お前の見合い話についてはとりあえず全て白紙にしてやる・・・ だから、このプロジェクトをなんとしても成功させろ。
」 「はい。
」 「は、はぁ。
。 」 梓は嬉しそうに帰って行った。 プレゼントとか貰い慣れてるだろうから。
仕方なしにあたしは英徳学園大学へ通い、ごく普通の大学生活…というワケにはいかなかったかも。
そして、考えた末に、花沢類に連絡をしていた。 。
とりあえず座りなさい」 遼がそういうと、花沢類はしぶしぶとソファーに座った 使用人がお茶を入れ終わると、遼は人払いをした 部屋には、遼と花沢類の二人だけになった 「父さん、人払いまでして・・そんなに聞かせたくない話するの?」 遼は花沢類の反対側のソファーに座ると 「まぁ、類、聞きなさい。
18もちろん、彼女の事は好きでした。
でも、お付き合いするのは、あなた達が辛いだけ。
そしてF4が、パーティーに現れた。
何で??」 稜の質問に、黙ったまま俯くつくしだった。
毎日、彼女の仕事が終わった後、彼女の部屋で一緒に料理を作り、ワインを選んで呑む、それがささやかな幸せだった。 駆け落ちでもいいじゃないか。
12来週にはまた、アメリカへ行かなければいけない。 「話って?」 類が、切り出した。
桜子に滋さんがいる。
」 「オレは、応援してるからさ。 あっ、これがオレの母さん。