廉頗の登場で全中華が注目する中、秦魏両軍は決戦の火ぶたを切る。 そうでなくても、トリッキーな戦い方を得意とする桓騎が、 敗戦したとは言え、李牧に捕えられ脱出も出来ないというのは、 読者にとっても違和感があるだろうと思うからです。
昭王崩御後、秦への帰路で紫夏との出会いを通じて失っていた五感や人を信じる気持ちを取り戻した。 その後、合従軍の作戦変更により、戦場はこう着状態になります。
16せり出した両目が常に血走っている、特異な容貌で描かれる。 「そんな事はない配下には好かれているじゃないか」という反論もあるかも知れませんが 飽くまで、それは配下の事であり、その外側にいる秦の将軍、兵、市民には、 全く好かれていないと言って過言ではありません。
しかしこのスタンスは摩論に限った話ではなく、桓騎軍特有の弱点のようにも思えます。
隆国軍所属。
飛信隊と共に南道に向かった李牧軍の迎撃にあたるのですが、ここであの 龐煖 ほうけん が参戦し麃公将軍を返り討ちにします。 、が率いる魏軍と戦う。
123日目に敢えて一切何もしないことで慶舎を怒らせ、4日目には慶舎を誘い込んで討ち取りに掛かる。 蒙武の父にして、蒙恬・蒙毅の祖父。
縛虎申(ばく こしん) 声 - 麃公軍千人将。 そうなると 桓騎は敵を攻めることが徐々に難しくなる、ということが今後は起こってくることが考えられます。 合従軍編で咸陽に招集され、函谷関の守将の一人になる。
8桓騎軍 (かん き) 声 - 秦国将軍。
1 - 24巻 嬴政との邂逅 - 王弟反乱編(1巻 - 5巻) 時代は紀元前。 岳雷(がく らい) 飛信隊千人将。 ありとあらゆる戦場にどこからともなく参戦し、その武で猛威を振るったことからついた異名が「秦の怪鳥」。
7「黙って俺に付いて来い」というのが桓騎のスタイル。
幕間(59巻) 趙の王都・邯鄲では、李牧の処刑前に李牧の救出を目論む李牧の腹心らと悼襄王らの派閥による内乱状態になっていたが、李牧の処刑前日に悼襄王が何者かによって毒殺される。
慶舎を討つのは信ですが、完全に桓騎の作戦により生み出された戦果です。
合従軍編で斉王に謁見し、秦国滅亡で得る利益の概算の倍の値を支払うことを条件に斉の合従軍離脱を成功させた。 まさに元野盗らしさの出た場面ですね。