上の図では全世界の国々を網羅していませんが、 だいたい地域ごとに特性が偏っているように見えます。
そのため、アメリカの人々はメッセージを伝えたいと思ったら、あいまいさや誤解が生じる余地をなくして、できる限りはっきり明解に伝えなければならないと学んできました。 母国語ではない国フランスの方がゆったりと過ごせるのはなぜ? ぼんやりとしていたイメージが、こちらの本に書かれている 「ハイコンテクスト文化」という概念を知り、一気に視野がくっきりしました。
あと、サービスも。 それとは対照的にドイツは超ローコンです。
サービスそのものは「パンケーキの製造・販売・カフェ運営」なので、普通に考えればパンケーキを食べるために代金を支払う、ですが、そうじゃないですよね。 日本には、「お前そこは空気読めよー」という、単一民族ゆえの「言わずとも察しろ」的な風潮というか不文律があります。
一例だけあげると、ピーター・カードンというビジネスコミュニケーション研究者による論文がある。 日本社会は、上記でいうところの「アレ」といった「日本人にしか分からない事柄」が多く、そして「相手の意見を察する」ことを強く求められる社会だと言われています。 最後に蛇足。
7推測しなければならないような回答は、伝達側の努力不足でありルール違反であり、非常に無責任なものととられます。
拒絶や批判など不快感を与 える場合• ハイコンテクスト ハイコンテクストとは、コンテクストの共有性が高く、一つひとつ言葉で説明しなくても察し合うことができる、つまり相互に深い共通理解がある状態のこと。 左がハイコン、右に行けばいくほどローコン社会になっていきます。
下のイメージ図を参考にしてみて下さい。
そうしないと伝わらないのです。
今のインドネシア情勢の変動は激しく予断を許さないからね。 どんなに素晴らしいアイディアや商品を持っていたとしても、表現力がないだけで受け入れられない危険性がつきまとってきます。
16私は、アメリカでセミプロとして俳優人生をスタートしました。 日本も昔はルーズだった。
コミュニケーション特徴 ハイ・コンテクスト 聞き手の理解力と推理力 暗黙のルール 敏感度 ロー・コンテクスト 話し手に責任が課される ストレートな表現 論理的説明• 何も言わなくてもわかってくれるはずもなく、言葉でのコミュニケーションが必須になります。 異なる基盤を持つ者同士がコミュニケーションを行うためには、相手が自分の事を何も知らないという前提で、お互いが理解しやすいように話す工夫があるからです。 ローコンテクスト文化の代表であるアメリカでは、以下のようなプレゼンのやり方が推奨されるようです。
17びっくりしました。 またローコン社会には論理の飛躍は許されません。