感染拡大を表すデータとしては、「累積の感染者数の推移」を折れ線グラフで表すことが多かった。 他国のドラスチックな変化とは明確に異なっているのである。 も合わせてご覧ください。
11また3月21日頃に一旦鈍化しかかったのもわかりますが、その後傾きが急になっているのもわかります。 次のグラフです。
2020. 元データはとのものを使用しました。 と言ってみたものの、目先の休校にあたふたしているのでした・・・とほほ。
この場合感染者数の推移のグラフはこのようになります。
私たちはまだ伝染病のロケット船に乗っているのでしょうか、それとも緊急脱出ボタンを押すことができたのでしょうか?このグラフは、この不確実な時代に実際に何が起こっているのか、ある程度の感覚を与えてくれます。 各国とも右肩上がりで死者が増えていく。
このグラフが典型的な指数関数的に増加を示すグラフです。 さらにここに1週間毎に3倍になる街があったとし、 この推移を同様にグラフに示すとこのようになります。
具体的にはこうです。 1週間毎に、2倍、2倍と増えていきますので、 1週目は1人、2週目は2人、3週目は4人と増加するということを仮定します。
北海道大学大学院医学研究院・西浦博教授のモデルと監修を基にしています。 その致命的な欠点は「実数のグラフだと、低空飛行だったものが、途中で急角度で伸びあがり、過去との比較ができにくい。
「数学は哲学だ」とは、こういうことをいうんでしょうね。 今回の記事を読む必要はありません。
この記事では、まずは新型コロナウィルスの感染拡大を題材に指数関数的変化をどう捉えるかを説明し、それがどのように終息するかについても言及します。
11そんなわけで、折角なので勉強がてら「逓増」「正比例」「逓減」のデータを用意して、片対数グラフを取ったときにどのようにプロットされるか比較してみましょう。