歌舞伎十八番 外郎売 口上

売り ういろう 売り ういろう

ワッフルさん、この長科白、早口言葉を覚えて・・・凄い。 煮 ( に )ても 焼 ( や )いても 喰 ( く )われぬ 物 ( もの ) は、 五徳 ( ごとく )鉄弓 ( てっきゅう )かな 熊童子 ( ぐまどうじ )に、 石熊 ( いしくま )石持 ( いしも )ち、 虎熊 ( とらくま )虎 ( とら ) ぎす、 中 ( なか )にも 東寺 ( とうじ )の 羅生門 ( らしょうもん )には、 茨木童子 ( いばらぎどうじ ) がうで 栗 ( ぐり ) 五合 ( ご ごう )つかんでおむしゃる。

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あとはひたすらその繰り返し! スピードも自然とついていきます。 先 ( ま )ず 此 ( こ )の 薬 ( くすり )をかように 一粒 ( ひとつぶ )舌 ( した )の 上 ( うえ )に 載 ( の )せまして、 腹内 ( ふくない )へ 納 ( おさ )めますると、イヤどうも 云 ( い ) えぬは、 胃 ( い )・ 心 ( しん )・ 肺 ( はい )・ 肝 ( きも ) が 健 ( すこ )やかになって 薫風 ( くんぷう )咽候 ( のんど )より 来 ( きた )り、 口中 ( こうちゅう )微涼 ( びりょう )を 生 ( しょう )ずる が 如 ( ごと )し。

歌舞伎十八番 外郎売 口上

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河原撫子(かわらなでしこ)、のぜ鬼畜(きちく)、野良如来(のらにょらい)、野良如来、三(み)野良如来に、六(む)野良如来。

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こちらは、米粉と小麦粉に本葛も加えてある。

ういろう売り: 乱志&流三の落語徘徊

売り ういろう 売り ういろう

武具、馬具、武具馬具、三武具馬具、合わせて武具馬具、六武具馬具。 只今では此の薬、殊の外、世上に広まり、方々に偽看板を出だし、イヤ小田原の、灰俵の、さん俵の、炭俵のと色々に申せども、平仮名を以って「ういろう」と記せしは親方圓斎ばかり。 これは日本で最初の製薬とされています。

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中でものには、が腕栗五合掴んでおむしゃる、彼のの膝元去らず。 五代目定治は永正元年(1504年)北條早雲に招かれ小田原へやってきます。

ういろう売り: 乱志&流三の落語徘徊

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これは新劇などの俳優訓練の活舌術にも利用されている。 八代目光治の時、豊臣秀吉が北條攻めを行います。

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中にも 東寺の羅生門には 茨木童子がうで栗五合 つかんでお蒸しゃる。

ういろう売りの台詞

売り ういろう 売り ういろう

江戸時代の浮世絵や、歌舞伎の「外郎売」に出てくる役者の背負う荷物には、「小田原 外郎」の文字が書いてあります。

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曽我五郎が、薬売りに変装して敵の工藤裕経に近づくというのが意表をついた歌舞伎の発想で、敵討ちに、事前に両者をあわせる「対面」という形式をつくり出して儀式性を持たせながら、一方では五郎に「やつし」のなりをさせたのである。

滑舌練習「外郎売り」の以外な効果

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これは面白い!と思って、私も般若心経を覚えることに挑戦しました。

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さて、この 薬 くすり 、 第一 だいいち の 奇妙 きみょう には、 舌 した の 廻 まわ ることが 銭独楽 ぜにごま がはだしで 逃 に げる。

外郎売~ふりがな付き全文

売り ういろう 売り ういろう

僧侶でもある玄侑宗久さんと、ガンを体験したエッセイスト岸本葉子さんの、それは美しい日本語で綴られた本です。

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浜野二つは、唇の軽量(きょうじゅう)、開合(かいごう)、爽やかに、あかさたな、はまやらわ、おこそとの、ほもよろを。