先に抜け出したマイク・スミス騎乗の米国馬シャーラタン(牡4=B・バファート、父スペイツタウン)の外に馬体を併せた20年仏ダービーVの英国馬ミシュリフ(牡4=J・ゴスデン、父メイクビリーヴ)が鞍上イーガンを背にゴール前、グイッとひと伸び。 一昨年のJBCクラシックを勝ったあたりからずっといい状態を維持してくれています。 ドバイでもいい状態をキープできていたので、今回に関しても不安はないですね」と同師。
20「米国勢はどんどん行くからね。
他のレースにも日本馬が登場する。
「25秒を切って上がってくれましたし、前走を使って状態は上がってきている感じがしています。
確かに重賞勝ちの5戦は距離1900メートルから2500メートル。
東京大賞典3連覇を飾ったオメガパフューム(栗・安田翔、牡6)にも同レースの招待が届いたが、返事を保留した。
「昨年はドバイへ輸送しましたが、開催がキャンセルになったため、日本に戻りました。
今後の状況は不透明で日本から遠征予定の騎手、馬への影響が心配される。 間隔を詰めて使った、エルムS(G3)、チャンピオンズCの2走は、ともに7着と敗戦を喫している。
しかし、今年は絶対的な存在がいない。 速い時計への対応策を含め、コンビを組む戸崎圭とも打ち合わせ済み。
優勝賞金は史上最高の1000万米ドルだが、陣営は同馬の力を出し切ることに注力するだけ。 一気に抜き去られ、最後は大外から脚を伸ばしたオメガパフュームにも先着を許して3着敗戦となった。 勝ちタイムは1分49秒3(良)。
13必勝を期して臨んだ大久保調教師と鞍上ルメールは、直前の雨で軽くなった馬場状態を考慮して急きょ作戦を変更。