御中と様の使い分け 御中が、企業や団体など、集団に何かを送る場合の敬称であることはわかりましたが、実際の使い分けにまだ不安を感じている人は多いでしょう。
16最後に。
無造作に線を引かず、丁寧に引きましょう。
誤:取引先各位 様 「各位」には「様」という意味が含まれるため併用はできません• ですが、宅急便を始め宛名をかくことが全くなくなることはなく、ビジネスにおいて問われるマナーの一つであることは変わりありません。
「殿」は、目上の人から目下の人に対して使う• これは、「確かに封をしました」ということを記すものです。
返信用封筒に「行」「宛」と記載されていた場合の、「御中」「様」への書き換え方• 送る機会はさほど多くないかもしれませんが、使用例や注意点を確認しておきましょう。
5神社やお寺への依頼ごとの手紙であれば、 〇〇神社 御中 〇〇神社 社務所 御中 〇〇寺 御中 〇〇寺 寺務所 御中 〇〇院 御中 で出せば何も問題ありません。 御中は企業・団体名に使用 御中は集団に対して宛名で使用する敬称です。
官庁や会社など特定の団体に郵便物を送る場合 「御中」はあくまで宛名つまり送り先の団体に対して使用する敬称です。 また、「御中」と「様」の使い分けができていなければ、ビジネスマナーを把握していないいうことで、自分や会社の評価も下がるでしょう。
4具体的には、ホテルに泊まっている場合、会社に常駐している別の会社の人に宛てる場合、結婚式の祝電を送る場合などに使われます。
「御社」は話し言葉として使われますので、メールなどの書き言葉として使用すると、相手によっては失礼な印象を与えてしまう可能性も。 線を引くときは、定規を用いて平行にまっすぐ引いてください。
宛名に添える語としては、他に「殿」「各位」といった語があり、『広辞苑』によればそれぞれの意味は以下のようになっています(『広辞苑 第六版』P. 企業名と個人名どちらにも敬称を付けたほうが丁寧だと感じるかもしれませんが、それをすると「ビジネスマナーがなっていない人」と思われてしまうでしょう。
「御中」は「おんちゅう」と読みます。 「様よりも敬意が軽い」という広辞苑の説明どおり、現在ではビジネスシーンでも「様」のほうがよく使われますし、無難です。
実際現場を見てみると、「患者様」で統一されている医療機関は多いですし、患者様から見ても悪い気はしないはずです。 行・宛は訂正する 返信をする場合、返信用封筒の「行」・「宛」は訂正する必要があります。 もちろんこれは相手が医療機関である時のみに使用できる言葉ですので、取引先などの株式会社へメールや文書を書く際は「御社」「貴社」と記載しましょう。
また、何らかのトラブルで相手側に届かない場合、自分の手元に返ってくることもなく、うやむやになってしまうでしょう。 まとめ 会社や団体やその課などの組織に宛てたメールを送る時の宛名は「御中」を使います。