勇者パ-ティ-にかわいい子がいたので、告白してみた。 1|水星, La

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「真面目に勝負しろ、ヨウキ!」 勇者は俺がよそ見して適当に闘っていると思ったようだ。 ……次で勝負してみるか」 俺はある決意をした。

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124• こんな時でもクールキャラはぶれないようだ。 「ここまだ魔王城の中盤くらいなんだけどなー」 ここは魔王城の中盤に位置する部屋であり、まだまだこの先に幹部たちや魔王様などがいる部屋があるのだ。

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貴様は気づいているのではないか? 勇者の治療を終え、次は魔法使いの少女の番だ。

俺は男女平等派である。

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「ユウガ、取引に応じましょう」 さすが、ビッチ魔法使いだ。 ……でも勝手にそんなことしたら怒られるかもしれんしなあ。 弱い立場の人間には行きづらい世界のようッスね。

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彼女にみっともない姿は見せられん。

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やばい緊張してきた。 「勇者よ。

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久世君になんて言ったのか聞かれても「みっともないって言っただけよ」と冷たい態度をとるんだけど、本当は「かわいい」って言ったのね! 本音とは違う態度をとるアーリャちゃんの方がかわいいって! しかもアーリャちゃん、久世君がロシア語を知らないと思って「や~い気づいてな~い」って、内心勝ち誇ってるんだ。 本を読んでいるわたしまで、久世君と一緒にアーリャちゃんに暖かい視線を送っちゃった! そんなギャップ満載なアーリャちゃんが、ももこ先生の綺麗で繊細なイラストで描かれているところにも注目だよ!. タンマ、タンマ!」 俺は別に彼女と闘いがしたいわけじゃない。

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勇者が魔王を倒さないと世界は平和にならない。 勇者パーティーは全滅した。

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そのことに後から気付いた商業ギルドの面々は、手のひら返しの特別待遇でヤマトを迎えようとするんスけど、そんなの望んでないとヤマトは突っぱねるッス。 「…っ、だからどうした!僕は苦しんでいる人達のため、僕を信じてくれている仲間のために勝たなきゃいけないんだ」 わかっているけど、引き下がれない。

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クールで寡黙キャラはいいからなんか言えよ。 「ミカナ!?何を言って……」 「あの魔族、冴えない顔してるけど、化け物じみた実力をもっているわ。

「……って、しまった」 俺は僧侶の少女の元に向かう。

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善は急げだと勇者パーティーの治療にかかる。 セシリアは大事な仲間なんだぞ」 「いいのか? その前に私たちが魔王たちを倒してここに戻ってくれば何も心配ないわ」 仲間を信頼しましょうと言ってビッチ魔法使いは勇者に取引を応じさせようとする。

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まずは勇者だ。 そして、肝心の彼女は何か諦めたような表情をしている。