・基剤はマクロゴール軟膏と精製白糖であり、主成分のポピドンヨードによる抗菌作用とともに過剰な浸出液の吸収作用を示し、肉芽形成を促す。
20特に黄色期においては水分保持作用のほか壊死組織の除去と感染制御作用を併せ持った製剤が理想的です。 在宅での介護が可能かどうか、医師・看護師などへ相談しましょう。
・高い滲出液吸収能による潰瘍面の清浄化。 そればかりか、床ずれを悪化させるころさえあるので注意が必要です。
237• 軟膏は、塗布しても長くは創面に留まらず、発汗や浸出液などで流れてしまいます。 製品名 白色ワセリン プロペト、白色ワセリン 酸化亜鉛 亜鉛華軟膏 ジメチルプロピルアズレン アズノール軟膏 プロスタグランジン E1 プロスタンディン軟膏 ブクラデシンナトリウム アクトシン軟膏 すべての製品について上で解説済みですので、個別の解説は省略します。 代表的な外用薬には亜鉛華軟膏、アズノール軟膏、プロスタンディン軟膏がある。
また浸透性が高く、壊死組織を軟化させやすい。
この考え方は「褥瘡局所治療ガイドライン」、「褥瘡予防・管理ガイドライン」(日本褥瘡学会)にも採用されています。 それを実現したのがブレンド軟膏という考え方です。 この薬は水分を多く含むため、乾燥した傷によく使用されます。
17ただし、壊死組織除去後、長期に使用すると浮腫状肉芽をきたす可能性がある。
滲出液吸収力は、ポリウレタンフォームがハイドロコロイドよりもすぐれている。 油脂性のプラスチベースが基剤として用いられているので、滲出液量が適正~少ない創に適していますが、滲出液の多い創面や浮腫の強い創面には適していません。 それが体に影響することがあるので、心臓病の場合においては使用できない場合があります。
10フラジオマイシン硫酸塩・結晶トリプシンは以下の理由により、使用が推奨されません。 水溶性基剤や油が連続相となっているもの(O/W型)は水で簡単に洗い流せますが、油脂性基剤や油が連続相となっているもの(W/O型)は水では洗い流せません。
ユーパスタ軟膏 白糖とヨードの成分です 成分:白糖が70%、ポピドンヨード(うがい液に含まれる主成分)が3%含まれています。 創の治癒において湿潤環境が重要であることはすでに何度も述べてきましたが、湿潤環境の保持に「基剤」の役割は欠かせません。 これは禁忌として忘れがちなのですが、妊娠中の使用は避けるように注意してください。
151.2. 本剤には薬理作用上、壊死組織を積極的に融解する作用はないので、使用前に必要に応じ壊死組織を除去すること。