このように、再手術となっても子宮温存は可能となりましたが、治療法を選ぶ前に、子宮を残す理由を、今一度考え直して見る必要もあると思います。
図3 子宮内膜症の治療 子宮腺筋症 内膜類似組織が増殖して子宮が腫大化 子宮腺筋症とは、子宮内膜に類似する組織が子宮の壁である子宮筋層内で増殖し、子宮全体または筋層の一部が厚くなり、子宮が腫大する病気です。 また出血、壊死、石灰化、水腫様などの変性をおこすことがあります。 症状の緩和は期待できますが、治療後の疼痛、感染、発熱、倦怠感、卵巣機能低下など合併症もあります。
19素因は、生まれつきの体質のようなものです。 手術方法は、筋腫核出術なら開腹手術や内視鏡手術などが行われ、子宮全摘出なら開腹手術や膣式手術、腹腔鏡手術が行われます。
また、40代の女性よりも、20~30代の女性の方が再発リスクは高くなります。 子宮筋腫はこの子宮の筋肉にできる腫瘍で良性なので命に関わる病気ではありません。
そんな状態なので経過観察で半年後に見せにきてくださいと言われ、半年後の8月、訳あって別の産婦人科を受診したところ、半年前7cmだった筋腫は10cm 小児の頭くらい に成長していました。 子宮の内部に向かって大きくなっていくので体の外側からはわかりにくく、診断を受けたらできていたことがわかるということも多いです。
検査・診断 子宮筋腫が疑われる場合や病状の経過を評価する場合には、一般的に次のような検査が行われます。 なぜ、細胞が異常な増殖を始めるのか、その原因はよくわかっていません。
15子宮筋腫はおかげさまで徐々に小さくなっています。 腹腔鏡手術では手術創が小さく(5㎜~数センチの傷が3~4か所)手術の回復が早いこと、傷が目立たないことがメリットとして挙げられますが、筋腫の出来ている場所や大きさによっては出来ない場合があります。
子宮頸部を残し子宮本体(体部)のみを摘出する子宮膣上部切断術が選択される場合もあります。
手術 最近、急速に広まっているのは内視鏡による手術です。 ピルを飲んでも必ずしも子宮筋腫は大きくはならないと考えられています。
画像所見が典型的な子宮筋腫の像でない場合や、閉経後に増大する場合には、稀な疾患ですが子宮由来の悪性腫瘍の一つである子宮肉腫を疑うことも必要です。
子宮の内側にできた筋腫は小さくても症状が強く、月経量が多くなります。
子宮筋腫の症状 子宮筋腫の症状は大きく分けると9つあります。 手術の方法は3つあります。
そんな中、我慢せずに食事制限ができるというものを見つけたので紹介します。
経腟超音波検査 腟内に超音波装置を挿入して、子宮や卵巣の状態を調べる検査です。 子宮鏡検査をすすめられる事があります。
閉経により症状はなくなります。