彼岸の中日は祝日ということもあり、お墓参りに行く方が多いのですが、彼岸の最終日となる彼岸明けにお墓参りをしても問題はないのです。 正確には 至彼岸と言い、苦しみのない涅槃、悟りの世界である彼岸へと到着するという意味になります。
9まとめると、今年の 春のお彼岸は、3月17日(火)から3月23日(月)ということになります。 そのため 春のお彼岸は、ご先祖様がいる世界ともっとも近くなる 春分の日を中日として前後3日間、合計7日間が「お彼岸」の期間となりました。
そのため、一般的にお彼岸で食べる定番料理はこれと決まっているわけではないのですが、前述した通り、お彼岸のお供え物を食べるのも修行の一つという考えから、 精進料理を食べることが多いと言われています。
ですので、神道の彼岸でも仏教と同じように、 ご先祖様の供養を行うことが重要になります。 加えて、昔は高級品であった貴重な砂糖を使ってあんこをつくり、そなえることで、先祖を敬い、感謝する気持ちを伝えたとされています。
さまざまな調理法をもちいて、満足感を得られる料理に仕上げています。 お供えのお花などはそういった春彼岸の時期の旬の花でも良いですので、ご参考にしてみてください。 波羅蜜多を中国語に翻訳すると「 到彼岸(とうひがん)」となります。
7次は神道の彼岸のお供え物についてお教えします。
ちなみに では、お花屋さんが地域の習慣や風習に合わせてお花を作る「お花屋さんオリジナルフラワー」をご用意しています。
持戒 じかい :自らを戒め生活すること。
ですから「 彼岸会」の法話やでは、 苦悩の根元が断ち切られるまでの心の道のりを たとえで教えられた善導大師の「 二河白道のたとえ」が よく話されます。 同じ料理をご先祖様と一緒にいただいて供養する、という意味があるようです。
その他にはいちごやはっさくなどの果物も、春彼岸の時期に旬を迎えます。