重なる年齢もありますが、厄年より数え方はずっと簡単です。 今では、学校行事や地域で祝う場合もあるが、少子化の影響で すこし寂しいようです。
家や地域によって違いますが、マドゥトゥシビーは「その日の干支を持つ 本人が手を合わせてはいけない」とも言われ、家族の他の者が拝む風習もあります。 77歳 76歳 喜寿(きじゅ) 「喜」の草書体が七十七となることから。 …このように、ひと昔前よりも寿命が長くなった現代では、 73歳までは前項の米寿のようにホテルなどで会食の時間を設け、家族や一族でお祝いしたり、 記念写真を撮る程度に留める家が特に増えました。
14カジマヤーの衣装がなぜこのように華やかなのかという理由は、琉球王朝時代に由来があるといわれています。
昔は十三祝いに晴れ着を作っていた! 十三祝いには、古くから新しい着物を作る風習がありました。 旧暦1月2日~13日 2020年26日~2月6日)まで、日常のなかで拝みが入るイメージです。 そのため、数え年と干支もトゥシビーには深く関係しています。
13・ お仏壇にも日ごろのお供えの他に、ウチャヌクとごちそうの取り分けである 「ウチャワキ」をお供えして、厄除けのための 「願立て」をするのです。
「願立て」では、神様や祖霊へ対して トゥシビーに当たる家族の名を告げ、「今年も一年間、健やかで無事に過ごせますよう、お見守りください。 ・ 61歳以上のトゥシビーでは、 73歳・85歳・97歳がありますが、特に盛大なお祝いとなるのは 97歳の「カジマヤー(風車)」です。 ちなみに「数え年」とは、生まれた直後は1歳。
8数え年は 「お正月」を基準とした数え方で、 産まれた年を「1」とします。
ですから、トゥシビーの年には、お祝い事は避けるという決まりがあります。 というのも、沖縄では大正時代まで、生まれ年は「厄年(やくどし)」だと考えられてきました。 厄年の沖縄の拝み方 ヒヌカンとお仏壇に前項のお供え物(ウサギムン)を供えたら、 ヒヌカンへはタヒラ半(二枚半)、お仏壇へはタヒラ(二枚)をお供えして、家長を中心にして拝みを捧げます。
16この米寿のお祝いが、沖縄に伝わることによって、トーカチといわれるようになりました。 (お寺で祈祷をする場合には 「お布施」です。
これからも、元気で長生きしてください。
このように沖縄では昔から、旧正月のお祝いをしながら一年の厄払いを行い、 旧暦1月4日 2020年では1月28日 には、家を守ってくださるヒヌカン(火の神)が天から戻ります。 ホテルの宴会場でも、「73歳」のトゥシビーのことを「古希の祝い」などと堂々と墨書きしたものをはり出していることがあるが、古希の祝いは70歳の長寿を祝うものである。
・還暦 61歳 満60歳 赤が長寿祝いの色 ・古希 古稀 70歳 紫が長寿祝いの色 ・喜寿 77歳 紫が長寿祝いの色 ・傘寿 80歳 黄 金茶 が長寿祝いの色 ・米寿 88歳 黄 金茶 が長寿祝いの色 ・卒寿 90歳 白が長寿祝いの色 ・白寿 99歳 白が長寿祝いの色 ・紀寿または百寿 100歳 白が長寿祝いの色 100歳を超えた長寿祝いには、108歳の茶寿・111歳の皇樹・120歳の大還暦があります。 沖縄では旧正月も御願を行いますよね。
11トゥシビースージとも。
現在はめでたいことが強調され、祝い事という受けとめ方をするのが普通ですが、元々生まれ年は「厄年(やくどし)」とする考え方があり、災難を無事に切り抜けられるように願立てをし、その年は忌み慎むことを心がけたとされているようです。