後席に座っても、先代よりはるかに乗り心地がよく感じられるはずである。 AWDの制御も適切だから、リアがスライドしてもコントロール性を維持したまま思い通りのラインをトレースできた。 実際、渋滞ハンズオフ運転中は、前をしっかり見ていればOK カメラが監視している。
8フルインナーフレーム構造を持つSGP車は、既存のSGP車と製造工程が異なるため、スバルは生産ラインの改修まで行っている。 が、比較に持ち込んだ先代の1. STI SPORTと他のグレードとの違いは乗って走らせればわかる。
国の指導に従ったものかもしれません。 そこでボディの結合をより強固なものとするべく、新たにフルインナーフレーム構造が取り入れられていたのだ。 前述の通り、新型レヴォーグはNORMALでも少し硬めのセッティングなので、市街地や高速道路の巡航などではCOMFORTを選べば乗り心地が柔軟になるだろう。
12サーキットでは文句なしにおすすめのモードだ。
だから狙ったラインにピタリと寄せることができ、修正舵も少ないから運転がうまくなったように感じられた。 それでいて最大トルクは300Nmと、従来型より50Nm強力なトルクを発揮する。
とくにパワーステアリングの制御が素晴らしく、センターからの遊びゼロに等しいレスポンス、スムーズで頼りがいある操舵フィール、ノーズをきっちり思い通りにスパッと向けられる人車一体感、トレース性能は、STIスポーツならではだった。 SGP構想の段階からの検討がされ、インプレッサなどのSGP車のフロントセクションには、インナーフレーム構造が取り入れられていると教えてくれた。 2019年10月の東京モーターショーで、「新型レヴォーグプロトタイプ」を初公開したスバルだが、 東京オートサロン2020ではSTIとタッグを組んで開発した、「レヴォーグ STIスポーツ」を初披露した。
なぜSGPにフルインナーフレーム構造を組み合わせたのか。
マスク必須の情勢を受けて即座にプログラムを見直したからこそ。 クルマは車線のセンターをピシッと走るように、ステアリングが左右にクルマ主体で切られて行く。 新型「レヴォーグ」で一般道や高速道を走行。
7CB18型水平対向4気筒リーンバーンターボについては、こちらの記事で詳しく解説している。
コンフォートより舵を切っていったときの精度が上がり、切り返しのあるコーナーなどのトレース性と追従性も向上している。 レヴォーグ 新型プロトタイプにサーキット試乗 8月上旬、日本自動車研究所の城里テストコースで、新型スバル『レヴォーグ』のプロトタイプに試乗した。 そう、待望の初公道試乗である。
13しっかりとした腰のあるダンピングに変化し、ロールの速度が遅くなるので転舵したフロントタイヤの変形が早まり、そのぶん操舵に対する応答性が速くなる。
新型レヴォーグの気になるエンジンについてですが、新開発となる排気量1. ピットロードで加速する瞬間から基本性能の高さがうかがえた新型レヴォーグ。
操る楽しさは格別で、他のモードとの違いも明快。 タブレットサイズのディスプレイに加え音声認識による操作に対応しており、直感的な操作が可能だ。