汐見夏衛 おすすめランキング (27作品)
百合は相手が特攻隊員であろうが警察官であろうが、一点の曇りもなく｢戦争は間違っている」、｢特攻なんておかしい」と訴え続けます。 そして読むことが出来なかった手紙を目にした時、彰への想いが溢れます。 そうして彰は夏の空に飛びたっていくのでした。
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百合は相手が特攻隊員であろうが警察官であろうが、一点の曇りもなく｢戦争は間違っている」、｢特攻なんておかしい」と訴え続けます。 そして読むことが出来なかった手紙を目にした時、彰への想いが溢れます。 そうして彰は夏の空に飛びたっていくのでした。
2そして、愛する者と共に、生きられる限り生きていたい。
彰を始め人間付き合いが うまくない百合に対して 家族のように親身に、 親切に接してくれる周りの人々が たどる不条理ともいえる運命に 百合の心は揺れ動きます。 ｣を何度も何度も読んでいました。
14こういう電話がしょっちゅう。
殴られそうになる百合をかばってくれたのは、百合がお世話になっている食堂のおばさん、ツルさんと彰でした。
16出撃を見送った百合はその場で意識を失い、現代に戻ってきます。 冗談抜きで【本当に泣ける作品】！ まずですね～。
少しでも敵に報えることができるなら、戦後交渉を少しでも有利に運ぶためにも特攻をしなければならないと百合の訴えを受け入れません。
6現代では当たり前な命の大切さや 戦争に対しての否定的な考えは、 百合がタイムスリップした世界では 「非国民」とされ、 「お国のために」と戦争に行く人々 とのギャップに 百合が戸惑う様子が リアルに描かれています。 いつからこんなひねくれものに。
親や学校、すべてにイライラした毎日を送る中２の百合。 また百合が、飢えのために死にそうな少年に出会った場面では、街中でこんな戦争は馬鹿げている。 日本出版販売が運営するサイト『ほんのひきだし』の「本屋で今検索されている本ランキング」2020年6月17日～6月23日では５位にランクイン、引き続き2020年9月2日～9月8日でも６位に再ランクインいたしました。
13九死一生の作戦というのは、世界各国昔から戦争で取られてきた戦法なのかもしれないですが、特別攻撃隊は死んで初めて作戦として成功というあまりに無謀で、命を軽視された作戦だったのだと感じました。 （誤解のないように書いておきますけど、残忍な描写を楽しんで書かれてますよってことじゃないですからね。
もうちょっと上の世代の私には、少し物足りなく感じてしまいましたけれど…。 フォロワーさんにとって大切な一冊を共有させていただき、本当に感謝しています。
2第1弾『しあわせの花』、第2弾『片羽の蝶』と同じく短編集ですが、今作では風柱・不死川実弥（しなずがわ さねみ）の誕生秘話が明らかになるという点でも注目を集めています。 特攻は日本がこの戦争に勝利する唯一の手段だと信じて疑わない人。
戦争について語り継がれる機会が減っている今、若い方がこの本を読んで、考えるきっかけになればいいと思いました。 日本は負けると言い、それを聞いた警察に殴られるというシーンでは、私が祖母から聞いた、小高い山に登り景色を友達と見ていた時に、特高警察から「お前はスパイか」と怒鳴られたことがあったという話とも重なり、自由にものを言えない、故に疑心暗鬼にもなるという当時の空気を想像させるものでした。 偶然通りかかった彰に助けられ、彼と過ごす日々の中、百合は彰の誠実さと優しさに惹かれていく。
14しかし、本編とこちらの作品も読んで、初めて完結だと個人的には思います。 。
本作に登場する特攻隊員の多くは10代から20代の若者です。 まぁね、わたし一応先輩ママだけどさ。
12そして目を覚ますとそこは 70年前の戦時中の日本でした。 あらすじ 日輪刀の存在も鬼殺隊の存在も知らず、ただ鬼を殺すことだけに己のすべてを賭す、少年時代の実弥は、鬼殺隊隊士・粂野匡近と出会ったことにより鬼殺隊へ導かれる。