確かに、そう思わせる歌詞もあります。 みんなハルカミライが大好きという同じ気持ちでライブを観たいだけなのに。 懐かしいあの曲も、まだまだ馴染まない新曲も、 全力でこちらに投げてくる。
5ガールズバンドですが強さがあり、歌詞もストレート。
ご紹介した以外の部分でも、「〜って彼女はいうはず」的な、彼女のことを理解していないと出てこないような発言が多々あります。 若手とは思えないスキルですね! 俺たち、八王子のだ!」と叫んで突入したラストソングは「ヨーロービル、朝」だった。
12いや、4人ではなく、4人と8,888人の大合唱でフィナーレ。
ハルカミライ。 撮影=小杉歩 橋本のアコースティックギターの弾き語りによる「これさえあればいい」からはじまったアンコールは、本編以上に自由だった。
橋本学がアコースティックギターを片手に一人で登場し、幕張メッセ公演に向けて発売された『PEAK'D YELLOW』から「これさえあればいい」を披露し、アンコール終了。 「君にしか」からロケットスタートを切っていった。
しかしガイドラインに従えばキャパは大幅に削られ、 ただでさえ買いにくいチケットは争奪戦、まさにプラチナチケット。 」では、橋本が、相棒・須藤俊(Ba)の肩に身を預けて歌い、ノンストップでつないだ「俺達が呼んでいる」では、小松謙太(Dr)のツービートが勢いよく暴れ出す。
「ファイト! 普通ならばグダグダで終わりそうなラストである。
だだっ広い幕張メッセで自分たちのライブを貫き通し、まだ見ぬ景色に辿り着きたい。 本当にこのライブは伝説になると思う。
」を披露し、さらに「Tough to be a Hugh」を2回連続でやってしまう流れは、とにかく痛快だった。 さんざんふざけ倒した後に「宇宙飛行士」、「アストロビスタ」とロマンチックに聴かせてくれるのだから、そのギャップもたまらない。
アンプの上に立ったりして出来るだけみんな中心に集まる。 お客さんから寄せ書きのフラッグを受け取り、橋本が姉の結婚式のときに作った曲と紹介した「みどり」、さらに、この日5度目(!)の「ファイト! …ではオーディエンスはもちろん、ハルカミライのメンバーたちも消化不良でダブルアンコールへ。
せーの!の声を合図に、最後に会場に響き渡ったのは、大切なものを胸に歩き続けるというシンプルなメッセージだ。
楽しみと同じくらいの怖さがあって、 その怖さが一気に押し寄せてきた。 ぜひライブを見たことがない人は1回足を運んで欲しいと思う。