上記以外の西日本では、非完成相のうち、進行相と結果相を別表現で言い分ける。 九州南部では、長音は短いが促音・撥音は共通語と同じ長さで発音される。 東日本では「音便形+たっ」に回想の「-け」を付ける。
9済マス。
また、愛知県・三重県境付近のも、アクセントなどがそっくり変わる大きな方言境界になっている。 「終止形+ずら・ら」を長野県・山梨県・静岡県・愛知県三河で 、「終止形+ろ(ー)」を新潟県越後中部・島根県石見・・高知県で 、「終止形+ど」を薩隅で用いる。 「方言」って、その地域ではあまりにも当たり前に使われている言葉ですから、方言を取り扱う番組を見たり、もしくは違う地域に住んでいる友人と話して指摘されるまで、それが「方言である」ということに気づかないことがままあります。
第2類と第3類は、東京式や京阪式では統合してどちらも同じアクセントとなり、「音が・足が・川が」は東京では「低高低」だが、京都では「高低低」である。 全国的にみてもインパクトが大きい方言です。
(と、東京方言を含む西関東方言を中心に各地の方言が融合して成立した)• 文法 [ ] 動詞 [ ] 学校文法では、動詞の活用を、、、、、の6種類としているが、ここでは未然形のうち「行こう」「食べよう」などにあたる形を 意志形とする。
12意志・推量を表す「-べ(ー)」が分布するのは、北海道、東北地方(秋田県由利・山形県庄内を除く )、関東地方、新潟県の・、長野県・、山梨県、静岡県以東である。 打ち消しの中止には、東日本で「未然形+ないで・ねーで」、西日本で「未然形+んと・いで・んづくに」を使う。
また や八丈島には「未然形+ば」による仮定表現が残っている。 『シリーズ方言学 2 方言の文法』114-117頁。 この5つの語群(第1類〜第5類)のうち、第2類と第3類が統合したのが現在の京阪式アクセントであり、さらに第4類と第5類が統合したのが東京式アクセントである。
7実は昔、仕事の関係で関東に数年いたことがありまして、その時同僚にノートパソコンを指さして「これなおして」と頼んだところ「壊れてないよこれ?」と言われたことがあります。 (福岡市福岡部)• きっと他にもまだまだいろいろ面白い話があることでしょうね。
ただしこれは子音前後の母音が無声化せずに発音された場合に起こる現象で、語、地域、個人によっても異同がある。 東北では、音便形または終止形に付く「-け」は確かな経験を表す。
13この地方の方言には古代の言語の影響があるとの指摘もある。
残存分布とは、かつては周辺部にA、中央部にBの語が分布するABA型の周圏分布だったものが、一方のAが衰退してAB型の分布となったものである。 「や」を富山以西の北陸・愛知県尾張北西部・岐阜県・近畿大部分・香川県と・福岡県・・で用いる。 僕、片付け苦手なんですよね…。
その時にお互い意味が分からず「?????」よくよく話してみると通じていないということがわかりました。 まとめ 以上、九州人が方言だと思っていない言葉を3つ紹介いたしました。
「うちなー」には「沖縄」という意味が含まれていますが、もともとの「おきなわ」が「おきなー」になり、最後に「うちなー」に変化したといわれています。
「片づける」の事を 「片す」と言うのは実は 東京・関東地方だけなのです。 1〜10のほとんどは足柄峠以東の関東・東北南部の歌に見られ、長野県・静岡県では方言色は薄い。 実は、指導教授の出身地沖縄では「~しましょうね」、「~しようね」はこれからの自分の行動を相手に知らせているだけなのだ、 と学習したのは学食の日替わりランチを寂しく食べながらであった。
9ちなみに私の小学校では「業間」でした。
(を中心とする)• 『講座方言学 4 北海道・東北地方の方言』251頁• めいぼ ものもらいのことを 「めいぼ」という。 長野県・山梨県・静岡県・愛知県三河に意志・推量を表す「未然形+ず・す」があり、「行かず」「行かす」のほか、「行かっと思う」「行かっか」のように言う。 南山城方言(京都府)• 、編『岩波講座 日本語11方言』岩波書店、1977年• これに対して東条は、方言区画論では方言全体の体系を見ようとしており、語彙だけを見る方言周圏論は方言区画論と対立するものではないと反論している。
2たとえばですが、大阪での「こわい」は「硬い」という意味があるようです。