つまり、一年の大半は毎日30キロメートルをあることに費やすのです。 そんな母ちゃんとばあちゃんを思い、日誌にこう書きました。
修行とは何か、宗教とは何なのか、ひとりの人間として、どうしたら生きられるのか、どのようにして人は仏となるのか、善も悪も何が基準なのか・・・。 白装束姿の釜堀さんは午前0時15分ごろ、不動明王に供える最後の水くみを行ったあと、堂内で最後のお勤めを終え、断食後初めての薬湯を口にした。
「愛のあるところに神がいる」。 千日回峰行は、一年目と二年目百日、三年目から五年目二百日づつ、六年目と七年目百日、 一日約三十km以上を歩き、合計七年間で満行するという修行である。
18(1980年10月、1987年7月) 2度の回峰行を達成したものは1000年を越える比叡山の歴史の中でも3人しかいないため、これがどれほど凄いことなのかをお分かりいただけると思います。
というのも、起床時間が 23時30分なんです。
比叡山千日回峰行 今回ご紹介するのは 大峰千日回峰行(おおみねせんにちかいほうぎょう)になります。
そのくらい出来る。 どんなものも受け止められる大きな心の器があるかないかです。 わたしの流した涙が頬を伝わって地面に落ち、川を流れ海に行き、やがて蒸発して雲になり、ここに降って雨音を立てながら「頑張れ!」と自分を励ましてくれている。
何回かに分けて洗濯をし、お風呂に入り、ご飯を食べ、また階段で500段ほど谷底の宿坊に下りますと、もう夕方の6時になっています。
出典 [ ]• 千日回峰行を始めたら、途中で修行を断念することは許されません。
夜空の星の数は人間が一生かかっても数え切れないといいます。 退屈な毎日に、目もくらむ美女が近くに現れたら生き甲斐感じるでしょ? それと同じさ。
11時半まで4時間半ほどの睡眠で、また次の日の行が始まります。 案内してくれた僧侶は「こんなに多いのは珍しい」と話す。
69日間の断食、断水、不眠、不臥というのは考えるだけでも恐ろしいですね。 午前2時前に正面の扉が開かれ、両脇を僧侶に抱えられて出堂。